施工事例のご紹介(新築物件)
これまで当社が手掛けた数々の新築物件の施工事例をご紹介します。
下関市Y様邸 新築工事
新築2階建てで、家族構成はご夫婦の2人住まい。
JRの線路に近接する敷地だった事から、既存建物の解体中や上棟中は大型重機を使用するため、JR側とも協議を重ね、工事中は相当神経をとがらせました。このように一つひとつの現場には、様々な事象が発生し、色んなドラマがあります。
純和風住宅のイメージを強調する事で、どっしりとした落ち着きのある外観と、この家に訪問された方が、玄関を入った時に日本家屋特有のシンプルな気高さや仕事の細やかさを感じて頂けるよう、特に気を配りました。
また機能面では、特に生活頻度の高いリビングの床に床暖房設備を設け、冬の足元からの冷え込みを防止する事や、天井にプロペラファンを設け、室内均等に暖気を拡散させるよう気をつけました。
玄関とホールの天井は杉板の格(ごう)天井と網代(あじろ)天井の組み合わせ。
玄関の床は30cm角の天然大理石張り。玄関框(かまち)と式台は南洋桜の天然無垢材を使用しています。使用材料にもこだわります。
リビングの天井は梁の現しで、どっしりとした重厚感を醸し出します。尚且つ、プロペラファンで、上昇する暖気を室内に均一に拡散させ、ヒートショック現象を防ぎます。
ご夫婦と打合せをする中で、和風の住宅をご希望されたため、内外観ともに純和風のデザインとなりました。
下関市H様邸 新築工事
新築2階建てで、家族構成はこちらもご夫婦2人とワンちゃんが1匹。
こちらの邸宅も純和風をご希望されましたので、外観は焼杉板張りで、和の上品な風格を、表現するよう努めました。
外観の焼杉板張り。屋根形状の入母屋造りにマッチした、和の風格を漂わせる造りになりました。
玄関天井は杉板の格天井を施し、壁は京壁ジュラク塗り、床は30cm角の大理石平板張り仕上げにしました。
特別なご要望としては、内部の壁・天井にクロスを使用したくないと言う事でしたので、廊下や2階の部屋内の壁は突き板張り、LDKの壁は砂壁状の吹付仕上げ材にて吹付仕上げとし、天井は吸音テックス張り仕上げとしました。
床天然大理石の平板張り仕上げや桜の框と式台の組み合わせ。
玄関・ホールの壁は京壁ジュラク塗り、天井は網代天井。廊下の壁は突き板張り仕上げ。
純和風住宅の見せ場として、床の間や書院もそのうちの一つです。
この建物を施工中、これから自宅を建設予定である一組のお客様に現場内を見て頂きました。
各部の造りや仕上げを大変気に入られたようで、その後そのお客様から納屋と新築2階建てのご注文を頂く事ができました。正に家が家を産んだひと時を体感致しました。
下関市勝山地区公園便所新築主体工事
下関市発注の公園内の公衆便所の新築施工物件です。基礎から一階壁の立ち上がりまでRCの構造体で、上部小屋組が木構造という木造とRC造併用の多少変則的な建築物です。内外に渡り、材料・工法の仕様が良く公衆トイレには勿体無いなぁ!と感じた建築物でありました。
床仕上げは焼付け300mmタイルを建築物に対して45°に張っていく工法で、相当職人の手間が掛かりました。
壁には腰部分に山口県豊田町産の15mm杉上小節板張り仕様で、腰上は砂壁状吹付け材を土壁風に仕上げる工法で左官職人による金ごて塗りを行いました。
聞く所によるとトイレを先行工事して、今後公園の整備に取り掛かるらしい。ただ、こんな場所にこんな城跡があるのかと言うくらいの立派な石垣が積んでありました。
内外部に渡る木材は全て山口県下関市豊田町産の杉・桧を使用しております。嘘偽りではありません。
トイレの個室を仕切るブースは磨きの御影石です。
基礎部分である巾木は豆砂利洗い出し仕上げと言って、セメントペーストの中に6〜7mm程度の豆砂利を入れたものを左官により金ごてで塗りつけ、霧吹きでセメントを洗い流していく工法です。
各工種において様々な工法を用い、相当手の込んだ建築物となりましたが、その分思い入れも一入のものとなりました。
下関市K寺 庫裏改築工事
あるお寺の庫裏改築工事の欄間部分に使用する組子欄間を作成している最中です。
下関市デイケアSC新築工事
介護支援センターの新築工事物件です。平屋の大規模な建物でした。
下関市W邸新築工事
敷地が狭いと言う事もあって、ピロティ形式(1階に柱・梁のみを配して駐車場や車庫を取る方法)にし、2階に住居部分を配置した建物です。
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